こどもの同級生にちょっと変わったキャラクターの子がいる

1番上の子供は今幼稚園の年少クラスに通っている。

区立の幼稚園で、100年以上の歴史がある、園長先生も、教員の先生もみんなとてもいい人で、真面目な人たちが揃ったとてもいい雰囲気の、幼稚園だ。

 

年少、年中、年長クラスそれぞれ10人前後の園児数。

当然クラス担任の先生がいて、それプラス補助の保育士さんが1〜2名いる印象。

さすがに担任1人で、特に年少園児10名は面倒みれないだろうから、保育士さんの配置があるのに疑問はない。

年少さんはまだトイレや着替えがうまくいかないから、保育士さんが多めに配置されているのかもしれない。

ただ、常にある園児1人だけについている保育士さんがいるな、なぜだろうと思っていた。

 

そういえばその子は入園式で初めて会った時から少し雰囲気が他の子とは違っていた。

具体的には

目線の焦点があっていない

口が半開き

話しかけても黙っている

指示をしてもまるで聞こえていないように上の空

指示をしても誘っても動かないので手を引こうとすると奇声をあげて拒否する(結果大人が抱き抱えることとなる)

 

 

春から冬になりお迎え時にちらっとその子の様子を見ているとなるほど。

あの時はちょっと手のかかる性格の子かな、程度に思っていたがやはり少し「違った」キャラクターのようだ。

 

そう、まさにキャラクター。

少しサポートは必要で、それがいつまで必要なのかは不明だし、大人になる過程でもう少しコミュニケーションが円滑にできるようになるのかもしれない。

親御さんの苦労を思うと軽々しく何もいえないが。

 

発達障害とか

グレーとか

それこそ障害児とか

ダイレクトな差別的な言葉でその子を差したくはなくてもっと適切でマイルドな表現がないものかと模索している。

 

取り止めのない話になったが、とにかく、幼児同士はそれぞれキャラクターの子と雑多な空間で楽しく遊んでいるようだ。

純粋に無垢に、大きな声で「バイバーイ!」「また明日ねー!」と手を振る我が子を見て、心が洗われた今日この頃である。

相手はそれでもぼーっと遠くを見ているだけで、その声に応えてくれることはないのだけど。