徳島が本場の阿波踊り。
毎年8月12日〜8月15日の4日間、固定で行われる。
徳島市内一帯が踊り天国となり、4日間の総動員数が100万人を超える。
徳島市の人口が25万人、徳島県全体でも70万人に届かないのに、と思うとすごい人出である。
東京にいると毎月のように至る所で阿波踊りは見られるが(私が自発的に阿波踊りがある催しを調べているからだと思うが)、やはり本場は違う。
何が違うかと言うと東京では商店街の一部や認められた一部の区画だけでの開催であるのに対して徳島は市内一帯。「踊り天国が広範囲」であること。それに比例した「熱気」。
県内各地でイベント毎に阿波踊りは披露されるが、この規模は1年間で「お盆の4日間だけ」。熱気は最高潮になるべくしてなる。
さてそんな徳島の阿波踊り。
本当は現地で見たいが我が家は今年も帰省なし。なぜなら大人2人で乳幼児三人連れての酷暑のなか移動があまりにも過酷だから。
単純に手が足りない。
さらにコロナも増えてきている。
さらに台風も来ている。
さらに「制限のない」「4年ぶりの」夏休み=人出増が予想できる。
色々とリスクを加味すると帰省する理由がなかった。
帰省しない唯一のデメリットといえば現地で阿波踊りが見えないこと。
迎えた8月12日当日、阿波踊り初日。
台風7号は迫ってきているが四国は快晴。
以前は地元の放送局「ケーブルテレビ」が中継していて、テレビで阿波踊りを鑑賞できたが…今年はどうだろう。
4年ぶりの阿波踊り。
4年の間にデジタル改革はたくさんあったはず。
もしや?
YouTubeで検索してみたら。
その地元の放送局が公式チャンネルを立ち上げていた。
阿波踊り期間4日間、Live配信をするとのこと。
最高じゃないか。
阿波踊りの桟敷席は18時半ごろからスタート。
配信は19時に開始。
素晴らしい。
映像の乱れは少しあったものの、見応えのある出演陣、カメラワーク。
楽しかった。
子ども相手をしていてLive配信は横目で見ていたが、子供が寝ついた後録画でもう一度視聴。大満足。
お盆に帰省をする理由がまたひとつ、なくなった。