田舎のタクシー事情

田舎でタクシーを利用する機会があって、片町20分程度の距離を利用した。料金約10㎞で3,000円。

タクシーを利用した地域は最寄り駅まで徒歩1時間だったり電車が1時間に数本だったりが当たり前の地域なので車は1人一台持つのが普通。

そんな地域に外からやってきた者としては目的地への移動手段としてタクシーは頼りの綱である。

そこで今回利用したタクシーがほぼ全てセダンタイプであったことに懐かしさを感じた。

 

なぜそう感じたかと言うと、都心ではもうこのセダンタイプのタクシーをほぼ見かけなくなったから。

 

23区のタクシーは東京五輪前後で一気に変わった気がする。セダンタイプはほぼいなくなり、おそらくタクシー専用の車種かプリウスに切り替わった。

 

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海外でもよく似た形のタクシーを見かけたことがある。車高が低く後部座席はフラットシートで内装ゆったりめ。子供を抱えていても乗り降りがしやすいタイプ。以前後部座席に幼児2人と大人2人が乗ってみたことがあったがそれでも余裕があった。

少なくとも私の生活圏内(23区東部)でタクシーと言えばそこらじゅうに流しで走っている車がもうこの形がほぼ。で、私の中ではタクシーの車種として定着している。

たまにプリウスをタクシーとして使っているのも見たことがあるけど、それも最近はそれをほとんど見ない。

因みにこの車種の名前を調べてみた。

https://www.nihon-kotsu-taxi.jp/reserve/vehicle/

日本交通さんのサイトが見やすい。

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次世代型 ユニバーサルデザインタクシー
JPN TAXIジャパンタクシー)」

というそうだ。

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アルファード

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エスクァイア

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プリウスα

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クラウン

 

クラウンはそれこそ全然見かけないけど、やっぱり一部の業務提携会社で稼働している程度とのこと。

 

田舎もいつかセダンタイプから切り替わるのだろうか。ほんの数年前までタクシーといえば、というか田舎だとかなり古い車もずっと走っているからもう何十年もあの形なんだろう(3社3回利用したがどこも窓はあの「くるくる」手動で開閉するタイプで懐かしかった)

もし都心を走るJPN TAXIに切り替わるなら便利で快適ではあるけど、それはそれでなんだか寂しい。