私はTBSラジオのリスナーである。
お昼の番組内でラジオショッピングのコーナーがあって、それで「洗濯爽快」なる帆立の貝殻原料の「焼成カルシウム」を知った。
焼成カルシウムとは。
帆立の貝殻を焼いて乾燥させて砕いたもの。シンプル。技術と言うより完全に原料の力メインなところがいい。
なので扱いは食品添加物。
そんな貝殻を焼き砕いたものがなぜ商品になるかというと、ミソは「強アルカリ性」という点にある。
強アルカリで身の回りの雑菌はほぼ死滅する。
つまり、強アルカリを水回りに吹き付ければ雑菌の繁殖は抑えられるし、当然洗濯とも相性がいい。
TBSラジオショッピング曰く、下水処理にも活用されているとのこと。
信用のおけるパーソナリティ本人が長年使っていて、本当にお勧めしていたので初めて試しに買ってみたのが半年前。
本当に洗濯物のイヤな匂いが軽減した。
目視確認していないので確かめようがないが、これを使い続けると洗濯槽裏のカビ汚れも徐々になくなっていくのだとか。
それからずっと我が家は洗濯爽快を使っている。使っていると言っても専用袋に入った焼成カルシウムを常に洗濯機に入れっぱなしなのだが。
この度、この焼成カルシウムの力を目の当たりにした出来事があったので記さずにはいられない。
2週間前、洗面所の排水口掃除をした。パイプを分解して長年蓄積した汚れを取り除き、流れも良くなりそれこそ臭いも取れたと思った。
なのに、タンパク質と言うか下水の臭いが強く出るようになってしまった。
掃除をすることで触れてはいけない部分に触れてしまったのか水の流れが変わってしまって起きたのか、原因はわからないが。
その日からハイターをかけたりパイプ用濃縮液をかけて一晩おいてみたりしたが、全然臭いがなくならない。
1週間毎日やっても全く効果なし。
そこで、では焼成カルシウムならば、と思い検索してみた。
ニチガのほたてカルシウム。
https://item.rakuten.co.jp/auc-garlic/hotatecal-500m/?s-id=review_sp_il_item_03_image
高コスパ。
洗濯20リットルに対して1g前後(小さじ1弱)らしいので、56リットルだと小さじ1ほどでOK。
早速取り寄せて大さじ3ほど、多めに排水口にふりかけて流してみる。それを3日続けてみたところ嘘のように臭いが消えた。
本当に凄い。
水回りはタンパク質汚れが多いだろうから、雑菌の温床ではあるだろう。それがハイターではダメなのに強アルカリなら効くのかと不思議。
調子に乗ってお風呂の排水口にも大量に撒いてみた。
お風呂は普段排水口を塞いでいる(洗面台はふさいでいなあ)ので臭いが気にならないが、蓋を開けるときつめの臭いがあがる。
それも、焼成カルシウムの力できっと数日で気にならなくなるのでは。
2、3日に一度、家の排水溝全てに振りかけて経過観察をしてみよう。
パッケージに載っていた情報で、野菜洗いにもいいと。
試しに苺を洗ってみた。
小さじ1弱に対して水1リットル。
その水に苺をつけて3分後、油のようなものが浮いていた。
そのまま食べる果物や野菜にはいいかもしれない。苺は洗った後、色が鮮やかに、そしてプチプチとした食感が良くなった。
それにしても本品は袋から粉が毎回舞い上がるのでマスク必須。百均の調味料入れを買ってきて、都度振り掛けられるようにしたほうが使い勝手は良さそう。