トイトレに思う一生忘れない夫への恨み

よく、産前産後に言われたこと、されたことは一生忘れないと聞く。

 

よくわかる。

パッと思いつくだけでも2、3個。

 

3人目が生まれる前、確か妊娠9ヶ月に差し掛かる頃だったか、里帰り出産を控えていた。

朝早くの飛行機で向かうので、早朝に上2人を起こして着替えさせ、ご飯を食べさせ、出発のの準備(着替え、飲み物、食べ物、おむつ、、)に加えて自分の着替えなど準備。

里帰りすると2ヶ月ほどは帰ってこないのである程度部屋を片付けておいたが、片付けた端から子どもが散らかし始める。静止するがある程度は仕方ない、というか身重な体でそんな気力はない。

出発1時間前、夫が私に放った一言。

「ちょっと!ちゃんと片付けておいて!!」

繰り返すがこの時妊娠9ヶ月。

「…私、妊婦なんだけど?」

「…だって!帰った時嫌な気持ちになるだろ!」

 

てめぇが片付けろよ。ボケが。

と喉まで出たが言わずに無視した。

今でも思い出すと殺意が湧いてくる。

 

もう一つ、トイトレについて。

里帰り中、夫が何かイライラしていて一方的にこちらに指示して来たことがあった。

「まだトイレいけてないのか。」

夫は一度たりともトイトレをしたことがない。極度の潔癖症で、子どものペースでじーっと待つことができない人間だからだ。

 

私は「この子のペースでやってるよ。促しても嫌だというのに無理矢理やっても行かない。できた時に褒めるがそれでも進まない」

 

続けて夫は言う。

「里帰りから帰ってくるまでに、トイトレを早く終わらせるように」

 

何様な?貴様は?

ならお前がやれ。年子を産み、真ん中と2歳差で出産を控える妊婦(つまり常に産後)に向かって。

子が3歳でも全くトイレができない時、以前もトイトレに口出しをしたことがあった。

「なんてできない?皆んなできてるのに?」

 

私もイライラして「ならあなたがやってよ!私も子どもも一生懸命やってこれなんだから!」

夫は言う。

「それは母親の仕事だ!」

 

ジェンダー論、家族論言いたいことは色々あるがプツリと切れた、静かに切れた。

その時も何も言い返さず、単純にこの人とは将来的にはやっていけない。子育てが終わればさようならだな、と確定した。

 

今回里帰りの時のトイトレの一件でもその考えはやはり確定的となった。

 

ちなみにトイトレ、上の子昼間おむつが外れたのが4歳半、いまだにおねしょが毎日あり、何度頑張ろうと言ってもできない。それどころか昼間もたまにお漏らしする。

一方真ん中3歳ちょうど。

3歳0ヶ月で勝手に「トイレ行く!うんち!おしっこ出る!」と言い自らトイレへ。おねしょもなし。

たまにお漏らしがあるので一応おむつは履いている。