幼稚園での面談、先生からの学び多く

学期毎に保護者と担任の先生との面談がある。

昨日は1学期の終わりの面談があった。

 

降園後すぐだったので何中の我が子も隣の椅子にちょこんと座って。

面談中、じっと私と先生が話しているのを聞いていて、我が子ながら落ち着いているな。素晴らしいと思った。

のに、この素晴らしいことをすぐに誉めなかったなと日記を書きながら思い出したので、明日起きてきたら子どもに伝えよう。

 

面談では日々幼稚園の運営について思うこと、子どもの様子など気になることを質問したり確認したり。一人当たり凡そ15〜30分、じっくり時間をとってくれる。

 

今回は3点ほど質問を用意していった。

 

①祖父母参観について

→祖父母が遠方の、我が家は基本的に祖父母の参加ができない。しかしクラスの大半が祖父母が近隣なので参加していることについて子どもが「私だけおばあちゃんおじいちゃんがいなかった(..)」と悲しそうなコメント。

親としては「仕方ないね」としかいえなかった。

子どもにどう説明したらよいのか?

 

先生の回答が目から鱗

「この祖父母参観のねらいは、自分の両親よりも年長者とのふれあい。つまり例えば一緒に制作をする時間なども自分の祖父母である必要はない」

 

私も最初からそのねらいをわかっていれば子どもにも「自分のおじいちゃんおばあちゃんじゃなくてもいいんだよ。色んなおじいちゃんおばあちゃんと一緒に遊ぶことが大事なんだよ。楽しく遊んでおいで(^。^)」と送り出せただろう。

 

②咳をしていても登園させる親がいる。完全に復調していないのに登園させるのはいかがなものか。

回答は「その咳が昼間はなくても夜だけの子もいたり、咳は出ているけど元気だったり、咳は出ていなくても途中で発熱したり色々なので保護者の裁量に任せるしかなく、登園時にこちらが判断はしかねる」

確かにそうだなとは思う。我が家も発現していないだけで何かしらに感染していて誰かにうつす可能性もある。「お互い様」の感覚が大事。

しかしせめて我が家だけは休みが続いても、完全復調してから登園させるスタンスで、と思う。何故なら何事も体調万全でなければ感染症であれ気候の変化であれすぐに倒れてしまいがちだから。

 

③叩く子がいる(〇〇くんと〇〇くんが叩いてくる!と我が子から聞かされていた)。

これが今回の面談で一番の学び。

 

先生「叩いたのも、本人はそのつもりがないかも?なぜ叩いたのか詳しく聞いてみたら実は違ったかも?でも、叩くことは良くないことだから、また同じこと、嫌なことがあったら先生に言ってね、話を聞いてみるから!」

と我が子にしっかり話してくれた。

 

家でも出来たらいいのだが、忙しいと理由をつけて時間を取れていないこと。

お互いの話を詳しく聞いて仲裁する。

とりあえず「喧嘩はやめなさい!」「ダメ!」と怒鳴る。

それが幼稚園の先生はじっくり時間をかけて話を聞いてくれる。

 

末っ子や真ん中に遊びを邪魔されたり叩かれたりした時に「まだ赤ちゃんだからね、しょうがないね」と諦めたような、無視、排除するような言い方を私がしてしまっていた。

すると子どもは「自分は偉い、でも下の子はできない、だから仕方ない」と決めつける。

それをそのまま本人たちに言ってしまうと、その子たちは「そうなのかな、できないのかな」と思い込んで伸びなくなる。そうして出来た上下関係は「尊敬」とは違う上下関係になってしまう。

我が子は「〇〇ちゃんはできないからね!」と言ってしまっているらしい。つまり自分は上で他は下に見ている。

この傾向は良くない。小学校に上がった時に本人が損をする。

自分が言ったことは自分に跳ね返ってくるから。

それよりももっとレベルの高い方法で話すといい、と。

 

学び。

今日からは何か嫌なことがあった時、どうしてこんなことしたんだろう?本人に聞いてみよう!考えてみよう!となった。

 

方向性は決まった。

あとは私の気持ちの余裕が必要だ。