高尾美穂先生のリアルボイスに癒される

毎日聴いている産婦人科医 高尾美穂先生のPodcast、リアルボイス。

 

特に気に入った回をメモしている。

 

https://stand.fm/episodes/620fac69186e4a0006ae605e

♯933誰かと幸せに人生を重ねるために^_^

 

リスナーさんからのレター。

それなりに年を重ねた夫婦。今でも夫のことが好き。散歩を一緒にしていて、夫が用事のため少しの間はぐれたが、「こっちかな?」と思いながら歩いていたら向こうも同じ気持ちだったのか、すぐに会えた、嬉しかった。

夫婦間の不仲の相談はよくあるが、このように日常のほっこりしたエピソードの共有があるのは珍しく、こちらまで心がぽうっと明るくなった。

 

高尾先生のコメント。

 

「先ずは出会えていること自体が、1億2000万人の中で出会えたことがご縁があった人であること」

「2人で幸せって、ジグソーパズルみたい」

「2人がベストマッチはごく一部で、ある意味このリスナーさんは放っておいても幸せ。でも大多数の夫婦は最初からピッタリなわけではいないはず。ピース同士が、時間をかけてお互いがなにかしらの形で相手に合わせていく。妥協ではなく自分の状態をファジィにしてある程度マッチするカタチにする。それで気が付いたら合ってたよねな状態になる」

 

「自分の得意なこと、頑張らなくてもできちゃうこと。逆には得意なこと、他人にやってもらった方がいい頑張ったとしてもそこまでquality出せないことがある。世の中のカップルはどちらのピースもお互いの端っこを溶かしてマッチするように努力できていたら年齢を重ねて2人の時間になった時も【幸せだね】【安心感がある】になると思う」

 

「例えばなんとなく受け止めてもらえる状態。例えばミスをして報告した場合頭ごなしに怒られたらもうミスを言いたくなくなる。ミスをしたけどこれからどうしようか?と言われたらこれからも話そうとなる。これが心理的な安全性」 

 

「お互いに心理的な安全性を守るためになにが必要か?先ずは相手に心理的な安全性を提供すること。私たちは人に求めがち。自分のことをわかって、受け止めて、と。そうではなくて【あなたのことをいろんな方向から受け止めますよ】という姿を見せる。するとお互い気を張って過ごすことは減る。でもそれはその意識を持たないとなかなかできないこと」

 

「自分が正しいと思っていいることが相手が違う時どう折れるか。うまく行っているカップルは【そうかそうかそんなこともあるよね】で流せるところ、バッファを持っていないと【あなたの考えは間違ってる】と、自分が正しくて相手が不正解と立場をとることが往々にしてある。日常的な不満が積もっている時はこうなりやすい。ゴミを捨てていない、とか」

 

「私たちはミスをするし間違いもある。白か黒かじゃなくてお互いにどうやって2人で幸せになる状況を作るか」

 

「相手の心理的な安全域を作ることで気が付いたらパズルの隙間が埋まっていた、がいい」

 

うんうん。

 

ここからが高尾先生の楽しいところ。

 

「そうは言っても組み合わせ間違っちゃったかな(^^;;て人たちいますよね」 

「子育ての年代までは親御さんの立場。お子さんが小さいうちはお父さんお母さんとして頑張ろうね、お子さんが独立されたならばば次のパートナーシップに移ってもいいよね。もありなんかじゃないかなと」

 

ご結婚はされているものの、お子さんがいらっしゃらない高尾美穂先生ならではのライトな視点。

必要な時はお互い助け合い、理にかなっている。

 

私も今はそれこそ「猫の手でも借りたい」ほど、家事育児に忙しい。

子どもが自活できるようになったその頃にどんな自分でいたいか。その頃はまさに更年期。

高尾先生がよく仰っている「全てを軽くするといい頃」

 

「夫と別れて身軽になり、持ち物も手放したい」

具体的にイメージしておこう。

その日までただ目の前の「仕事(家事育児、教育。つまり家庭運営)」をこなすのみだ。