健康志向×倹約好きは強い

私は浪費家か倹約家とどちらかと言われたら後者。

 

「倹約家」は辞書では「無駄な消費を少なくするよう努力する人」とあった。

倹約家と言うと倹約家で人気の有名人やテレビのバラエティ番組の印象か、生活を切り詰めて追い込んでいるイメージがあったが、意外とふんわりした意味だった。

 

よく似た言葉で「節約」もある。

辞書では「むだを省いて切り詰めること」とあった。

これは本当はやりたくないがやむなく頑張っている印象がある。

 

一方で「浪費家」は「お金をやたらどんどん使う人。 時間や労力を無益なことに費やす人。 無駄遣いが多い人」とある。

 

浪費家といえばお金を無駄遣いする人のことかと思えば「時間の無駄遣い」も浪費家に含まれていた。

時間を無駄遣いしていないか、と言われたら自信がない。

 

今回はお金の部分だけに焦点を当てるとするとやっぱり私は倹約家。

しかし無駄な消費をしないよう努力しているというよりは日々の生活に組み込まれているので負担はない。なので「節約」よりは「倹約」、そして「倹約好き」に近い。

 

普段から倹約が生活に組み込まれている、は具体的にどんなことだろうと改めて書き出してみる。

 

•服は必要になったら買う

洗濯を繰り返しヨレてきたら部屋やパジャマに格下げ。それでも着心地が悪くなると細かく切ってウエスに格下げか、メルカリで売る。

それで服が足りなければ買うし、あるもので足りるなら買い足さない。

 

•服と靴を消耗品だと思い、購入価格の上限を決める

前述のように服はいつか経年劣化で着られなくなる。靴も履いていたら傷む。

つまりある程度の年数が経てば捨てることになる、となれば最初から高価なものや新品を買う必要もないな、と思うのだ。

育児をしていたら尚更。

 

私は昔からお下がりに抵抗がないので服は古着で安いもの、靴も状態が良ければ古着で買う。

新品で買ったとしても相当なセールじゃないと買わない。

服は上着なら5,000円以内、その他の服や靴さ3,000円以内で調達すると決めている。

それより高ければ単純に買わないだけなので値段で悩むこともない。

 

•パンより米

お米がふるさと納税でたくさんもらえてるのにパンは贅沢品という認識。贅沢品といえばたまに食べるものなので、せっかく食べるなら美味しいものを、と手作りしている。

 

あと、我が家は基本的に子どもに「ウインナー」や「ベーコン」などの加工肉や「菓子パン」、「市販の和菓子」「市販の洋菓子」「アイス」「ジュース」は与えていない。

成分ガー!とか発達ガー!とかそんな強い思想ではなく、単純に「自分も小さい頃から食べなかったから今も食べない」。

どれも食事に必要かと言われたらそうでもないし、売られている容量に対して割高だなぁと思う。

 

色々と書き出してみたけれど、もっと端的に言うと3つくらいしかない。

「お手頃な生鮮食材を買って調理する(野菜、納豆や豆腐、豚こま、鶏胸肉)」

「必要でなければ買わない(お金を使わない日が何日も続く、は普通にある)」

「購入するものの上限を自分なりに設定しておく」

 

加えて健康志向であること。

健康志向×倹約好きは食べるものも自然と食事もシンプルなものになる。

 

育児で日々疲れているのでタクシーを使うハードルはおそらく相当低い。それに使われるお金は浪費でも消費でもなく「投資」。

今投資したら後の私の気力体力が保たれるから。

それも「今だけ」だ。

子どもが自分で歩いてくれて、自分で身の回りのことができるようになればまた「歩く」のが基本になる。